次期ごみ処理施設整備

事業概要

はじめに

昭和40年2月に岐阜市境川地内にごみ処理施設を建設し、平成7年3月には、施設を更新。岐阜市南部、羽島市、羽島郡岐南町及び羽島郡笠松町の一般廃棄物を共同処理してきましたが、地域住民との覚書により、平成28年4月から稼働を停止しています(令和3年6月に施設解体終了)。稼働停止以降、岐阜市は所有するごみ処理施設において処理を行い、他の関係市町は県外の民間施設に処理を委託しています。

組合は、関係市町の安定的、継続的なごみ処理体制を再構築するために、新たな用地において次期ごみ処理施設の整備を行う必要があり、次期ごみ処理施設の建設用地を選定するため、一般廃棄物処理施設用地選定委員会を設置。その検討結果を踏まえ、平成28年6月に新たな建設用地を、羽島市平方第二土地区画整理事業の保留地に決定しました。

また、組合において平成30年3月に「次期ごみ処理施設整備基本計画」を策定しましたが、処理能力、ごみ質、洪水時の災害想定に関連する箇所等の見直しと、次期ごみ処理施設と同時に整備する地域貢献施設の計画内容を追加するとともに、整備、運営・維持管理におけるPPP/PFI導入可能性の検討を行い、令和2年3月に「次期ごみ処理施設整備基本計画(改定版)」を策定しました。

その後、組合は、令和3年3月に建設用地を取得するとともに、令和3年7月から次期ごみ処理施設整備・運営事業者の選定を行うため、一般廃棄物処理施設整備・運営事業者選定委員会を設置し、その検討結果を踏まえ、令和4年12月に整備・運営事業者を決定しました。

 

次期ごみ処理施設整備・運営事業の概要

〇建設予定地・面積 岐阜県羽島市福寿町平方地区 約3.1ha

〇処理対象物 一般ごみ(可燃ごみ)、破砕残さ可燃物、し尿処理汚泥、災害廃棄物

〇処理方式 ストーカ式焼却炉

〇施設規模 130t/日(65t/日×2炉、24時間稼働)

〇主な施設 ①本件施設:工場棟(プラント設備含む)、管理棟、計量棟ほか

      ②関連施設:見学施設、地域貢献施設(浴場、会議室等)、多目的広場

〇事業方式 DBO(Design(デザイン)+ Build(ビルド)+ Operate(オペレイト))方式

〇建設期間 令和5年3月~令和9年3月末まで(実施設計含む)

〇運営期間 令和9年4月~令和29年3月まで(20年間)

 

 

次期ごみ処理施設の完成イメージ(※設計協議により変更となる場合があります。)